約 1,167,072 件
https://w.atwiki.jp/youtubeani/pages/311.html
2008年秋放送中アニメ一覧 放送日順です。 再放送は除けています。 劇場版・OVA らき☆すたOVA 日曜日 機動戦士ガンダム00 2nd SEASON オススメ 喰霊 -零- まかでみ・WAっしょい! バトルスピリッツ 少年突破バシン ONEPICE -ワンピース- 絶対可憐チルドレン 無限の住人 今日の5の2 スキップ・ビート! イナズマイレブン ライブオン CARDLIVER 翔 月曜日 美肌一族 ef a tale of melodies. オススメ ヴァンパイア騎士 Guilty ソウルイーター ヤッターマン 名探偵コナン 火曜日 伯爵と妖精 黒塚 -KUROZUKA- 魍魎の匣 ONE OUTS -ワンナウツ- ブリーチ 時間帯移動 水曜日 遊戯王5DS ヒャッコ ロザリオとバンパイア CAPU2 とらドラ! オススメ のらみみ2 忘念のザムド スティッチ! キャシャーン Sins ミチコとハッチン しゅごきゃら!ナイト 木曜日 CLANNAD -AFTER STORY- オススメ あかね色に染まる坂 オススメ 黒執事 オススメ 夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~ のだめカンタービレ 巴里編 銀魂 ナルト疾風伝 ソウルイーターレイトショー CHAOS;HEAD -カオスヘッド- タイタニア 北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 金曜日 鉄のラインバレル ゴルゴ13 天体戦士サンレッド キスダムR 土曜日 テイルズ オブ ジ アビス オススメ とある魔術の禁書目録 オススメ かんなぎ オススメ 純情ロマンチカ2 地獄少女 三鼎 ケメコデラックス ブルードラゴン天界の七宝 家庭教師ヒットマンREBORN!! up! テレパシー少女 蘭 その他 ポケモン サザエさん ドラえもん ゲゲゲの鬼太郎 おねがいマイメロディきららっ Yes! プリキュア5 GoGo! ポルフィの長い旅 スケアクロウマン 今日からマ王! (第3シリーズ) きらりん☆レボリューション ペンギンの問題 全力ウサギ ケロロ軍曹
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1579.html
私は真っ白だった。 何も無いから、ただ真っ白だった。 ちょっと前まで、あの夏の日まで。 今日もとうまは帰りが遅い。またどこかで女の子でも助けているのだろうか。 こんな夜は、いつも心配で堪らなくなる。とうまは絶対帰ってくると信じているけれど、それでも不安なことに変わりはない。 私には、とうましかいない。ひょうかは友達だけれどあまり会えないし、あいさやまいかとも仲良しだけれどそこまで深い仲というわけでもない。 こもえは世話焼きだから迷惑をかけても嫌な顔一つしないけど、だからといってあまり甘えてはいけないと思う。 私の――インデックスの居場所は、とうまの傍にしかない。 もしとうまがいなくなったら、私はイギリス清教に帰ることになるだろう。 イギリス清教には、居場所がある。けれどそれはきっと、魔導書図書館としての、『禁書目録』としての場所だと思う。 かつて私を追っていた二人の魔術師は、たまに私を気遣うような仕草を見せることもある。けれどそれだって、きっと私が『禁書目録』だからだ。価値があるのは私じゃない。 『私』の居場所は、とうまの傍にしかない。 だけど、それをとうまに押し付けることは出来ない。とうまにはとうまの人生があって、私がそれを妨げるわけにはいかない。 とうまの幸せが戦うことなら、私がそれを邪魔しちゃいけない。 とうまは優しいから、私が泣いて縋ればきっとすごく躊躇う。それでとうまがどこにもいかないかといったらそれは難しいと思うけど、何の効果も無いわけじゃないと思う。 だから私はそれをしようとは思わない。私はとうまの足枷にはなりたくない。 別に偉いわけじゃない。単純に私は恐いのだ。とうまの足枷になって、とうまに嫌われたら、と。 とうまは優しいから、私を嫌いになったりはしない。分かっているし、信じている。けれど、それでも不安なことに変わりはない。 それにとうまだって、私のことを考えてないわけじゃない。考えてないわけじゃないけど、それでも、行くのだ。 とうまが何で戦うのか、前に聞いたことがある。そのときとうまは「自分の為」と言っていた。 きっとそれは、紛れもない真実なのだと思う。とうまは自分の為にしか戦わない。ただひたすら自分の幸せの為だけに、とうまはいつも誰かを守ってボロボロになるまで戦い続ける。 たまに思うこともある。なんで私に助けを求めてくれないのかと。 私にだけじゃない、とうまは基本的に人に助けを求めない。その時々で共闘することはあっても、自分からそう働きかけることは滅多にない。 自分はいつも他人を助けにいくのに、おかしな話だと思う。 とうまが呼びかければきっと沢山の人が助けに来てくれるのに、頑固だとも思う。 けれど多分、とうまは別にそれが嫌なわけじゃない。関係の無い人間を巻き込むことは嫌うけれど、それは本質じゃない。 とうまただ、誰よりも早く助けを求める人のところに行きたいだけなんだと思う。 別に傲慢なわけでも、無謀なわけでもない。オルソラのときのことなんかを考えるとそうとしか思えない気もするけれど、そうじゃない。 とうまは、自分がどれだけ無力なのかを知っている。 けど、同時にとうまは、分かっているんだと思う。 別にヒロインなんて誰でもいいのだ。 ただ誰かが不安で恐くて悲しくて、独りで声も出せずに泣いていて、「助けて」と誰かに手を伸ばしていて。 そんな時に、誰かが手を掴んでくれるのが、どれだけ頼もしいか。何の根拠もない「大丈夫だ」という一言が、どれだけ心強いか。どんな苦境にあっても、ただ一人の味方がいるだけで、どれだけ救われるか。 別にヒーローなんて誰でもいいのだ。 何の力もないただの一人の人間に、どれだけの力があるのか。 きっととうまは、それを知っている。 だからとうまは戦うんだと思う。 それくらい私にも分かる。その力強さを受け取ったから、知っている。 そしてとうまは、一度繋いだ手を決して離したりはしない。別の誰かを引きずり上げる為に一旦解くことはあっても、それが終わればまた手を絡めてくれる。 だからとうまは、本当に沢山の人と手を繋いでいる。とうまの傍にいる私でさえ、把握しきれないくらいに。 そしてその中には、私も。 時計の針が10時を指した。いよいよ本格的に遅い。これはもう確定だ。 きっととうまは今日もボロボロになっているんだろう。心配だけど、私に出来るのは待つことだけだ。 そう、待つことは出来る。他に何も出来なくたって、ただ心配して待つことは出来る。 それだって、少しくらいの意味はある。それで決定的に何かが変わるとは思えないけど、絶対に無意味じゃない。 そのうち、またあのカエルみたいなお医者さんから電話がかかってくるだろう。 そしたら急いで家を出て、怪我の具合を確かめた後に思いっきり怒ろう。容赦なく噛み付いてやろう。 私にはそれくらいしか出来ないけれど。 ただ一人の、何の力もない人間でも。 ただ一人、自分のことを想ってくれる人がいることが、どれだけ嬉しいか。 その一人分の温もりが、どれだけ優しいか。 私はとうまに教わったから。 私はもう、真っ白ではないのだから。 目覚めたその時には、俺は真っ白だった。 何か持っていたのかも知れないけど、何を持っているのかも知らなかった。 だから、真っ白だと思っていた。 目が覚めたら、病室だった。 馴染んだ場所だ。俺の始まりも、この病室だった。 今はもういない、『誰か』の思い出話を聞いたのも。 腹の辺りに、僅かに重みを感じる。目をやれば、そこにインデックスが顔を伏せて眠っていた。 また心配をかけたな、と思う。 インデックスがいつも、一人で何を思って俺を待っているのかは知らない。いつも最後は怒って噛み付かれて終わるけれど、それまでどんな思いで一人の夜を過ごしているのか、俺には分からない。 泣いていなければいい、なんて思うのは俺の我が侭だろう。泣かせたくないなら早く帰ってやればいいんだから。一人にしなければいいんだから。 別に、優先順位の話じゃない。インデックスより他の誰かが大切だから、彼女を一人にするわけじゃない。 まして、俺でなくてはいけないわけでもない。俺がやりたいだけだ。 結局のところ、それも我が侭だ。 誰でもいのだということは分かっている。その手を取ることが出来るなら、誰だって立ち上がってもいいはずだ。 そして、俺はその声を聞いた。誰かの助けてくれって声を、俺は何度も聞いた。 だから、俺は行く。別にそれ以上のなんでもない。特別なことをしているわけでもない。 助けたいと思える理由があるから、助ける。 自分で言うのもなんだが、『ムカついたから殴る』と同じレベルの話だ。とても褒められたことではない。 俺がもっと強ければ、インデックスにも心配をかけることはないんだろうけど。無いものねだりをしても仕方ない。あるもので出来ることをするだけだ。 そう、今この手の中にあるもので。 たまに、考える。インデックスのことだ。 インデックスは、今俺の傍にいる。何の躊躇いもなく俺を慕って、俺を想って、俺の隣にいてくれる。 けれど、インデックスが想う『俺』は、この俺じゃない。 それは確実に、死んでしまった方の『俺』だ。俺が始まる前に終わってしまった、インデックスの為に結末まで突き進んだ『上条当麻』だ。 今の俺は、そいつとは違う。 そのことを話さなかったのは、俺だ。インデックスの泣き顔を見たくなかった俺だ。 今でも、たまにそのことを考える。 「『俺』が戦った理由は、そんなものを見て笑みを作るようなつまらないものじゃない」 なんとなくそれだけは理解出来た。だから嘘をついた。 だけど、同時に。俺はその理由に隠して、インデックスに手錠をかけたのだ。 何も無くて、透明で真っ白だと思っていた俺の手の中に、唯一残っていたものに。 それが何なのかはよく分からなかった。家族でも友達でも恋人でもない、けれど大切なもの。 ただ手放したくない、と思った。だから手錠をかけた。誇れる理由の後ろに、ちっぽけな理由を隠した。 俺の記憶喪失をインデックスが知っても、彼女は俺の傍にいてくれる。それくらい分かっているし、信じている。けれど、それでも不安は募るばかりだ。 卑怯だと思う。情けないと思う。最低で、くだらない人間だ。 それでも、俺は嘘をつき続ける。 その温もりに、優しさに、甘えて。 それでもいずれ来るのだろう。告げる時が。 いつか乗り越えなくてはいけないのだから。 俺は、真っ白ではなかったのだから。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/289.html
主賓一行が東京を満喫してる頃、パーティー会場の方はというと、 「パーティー会場の方はもう完成のようね。会場を替えたから間に合わないかと思ったけど」 「ええ。まさか建宮が私の部下達を呼び寄せてくれていたとは思いもしませんでした」 初春と神裂が建宮を迎えに行っていた頃、建宮は助っ人として今こちらに来れる天草式十字凄教のメンバーを呼び寄せていたのだ。 その手際の良さに感心した初春に建宮が手を握りそうになったが神裂に止められたのはご愛嬌。 残るのは料理、一方通行&青ピ&浜面に着せるコスプレ衣装、それとゲームの案くらいのもの。 「料理の方は火織ちゃんのお陰で無事に終わりそうね。色々な国の人がいるからバリエーション増やすのは大変だったけど」 「でも美鈴さん的には作り甲斐はあったでしょ? それに火織さんも楽しそうでしたし~」 「ええ、まあ(火織と名前で呼ばれるのはどうにも照れくさいですね……)」 料理の方は神裂、美鈴、詩菜の力で無事に終わりそうなのだが問題は残りの二つだったりする。 「何やってるんですか建宮さん! あれだけ大見得切っておいてまだ3人決まってないなんて!」 「仕方ないのよ! ぶっちゃけ男のコスプレを選ぶなんて初めてなのよな! やる気湧かないのよ!」 「超役に立たないですね、この超おっさん。まあ浜面だったら超知り合いですし、案が超無いこともないですけど」 絹旗が出した浜面のコスプレの案を受け入れた初春、佐天、建宮だが、まだ二人残ってると思うと気が滅入る。 そこへ更に追い討ちをかけるようにゲームの案を考えようとしたのだが初春の一声。 「ゲームですけど私達がやるんじゃなくて主賓の五組で誰が一番ラブラブかを競ってもらう形でいいですよね?」 「それでいいんじゃない? 何か御坂さん達が白熱しそうだし」 「私も超賛成です。これなら後は何をするかを超決めるだけですから難しくなさそうです」 と、言うことに。 「さすが我が愛しの飾利姫! うむ! この気持ちを今度こそ我が抱擁にて伝えるのよな!」 その後、建宮は佐天の金的&絹旗の『窒素装甲』でのボディーブロー&神裂の七閃を喰らう羽目に。 この流れ、実は何度もあったので最初は天草式メンバーも驚いていたが今は冷めた目でその光景を眺める程度の反応しかしない。 「あらら、斎字君も飽きないわねー。ま、飾利ちゃんが元気なのはいいことだけど。ところで詩菜さん、誰にメールしてるの?」 「当麻さんと美琴さんに。私もあの3人を娘みたいに思ってるから。」 当麻さんに妹が出来ましたよ メールはこの一文のみ。 「なななななな、美琴の親のみならず家の親まで。そんなに付き合い始めたのが嬉しかったのか!?」 「どうしたンだァ?」 「いやいやなんでもないでせうよ」 「にゃー。じゃあ携帯をみせるにゃ」 「ちょっとまてぇぇぇええええええ」 上条の抵抗もむなしく土御門と一方通行に抑えられて青ピに携帯をとられた。 「これはおめでたいことやん」 「両家の親も二人を祝福するために頑張ったってかァ」 「だったらせっかくだし玩具買っていこうぜ」 絶妙なタイミングで余計な提案をする浜面。 「それはいい案だぜい」 「あのー。ちょっと待って欲しいんですが」 「なに買うんや?」 「決まってるぜい。ここは秋葉原だにゃ」 土御門が買おうとしたのは... 「じゃーん!!メイドごっこセットだぜい!!」 「「「「却下!!!」」」」 「にゃ!?にゃぜに!?こんな素晴らしい時代の象徴を新しく生まれる命に引き継いであげようとは思わないのかにゃーっ!!??」 「それのどこが『素晴らしい時代の象徴』なんだ?」 「つっちーさすがにそれはあかんで。やっぱりここは……」 そう言って青ピが指さしたものは…… 「ナースさんごっこセットやでー!!」 「「「どこがどう違うんだ!!??」」」 「な、なんやて!?天と地ほどの違いが有りまんがな!!」 「教育上よろしくねェのは共通だろォが!!」 「なあ、ここは女性陣の考えを聞いた方がいいんじゃねえか?」 「おっ、浜面いいこと言うじゃねえか。」 上条はケータイを取り出す。 メールを見た美琴 「ええええええええええええ!!」 「お姉様!!どうなさったんですの!?」 「耳にくる」 「ええええええええ!!上条くんの所にもできちゃったの!?」 「「「ええええええええ!!」」」 「しょうがない、妹 義妹の玩具を選んであげますか。」 「「「「おー!!」」」」 男性陣への返信をすっかり忘れてしまっていた。 ゆえに 上条は待っていたのだが美琴から返信は来ない。 土御門、青ピ、浜面も同様に返信が来ない。 「仕方ねェ。玩具のことならガキに聞けばいいンじゃねェかァ?」 「「「「それは名案だ!!」」」」 一方通行が打ち止めに電話をかけると予想に反してすぐに出た。 「突然だけどよォ。テメェなら玩具もらえンならなに貰ったら嬉いンだァ」 『あなたからなら何でも嬉しいよ、ってミサカはミサカは照れながらも言ってみる』 「そういう意味じゃなくて俺からじゃなくてもなに貰ったら嬉しいンだ?」 『ミサカはアニメも好きだしお人形も好きだし普通の女の子と一緒だよー、ってミサカはミサカは電話を切ろうとしてみたり』 「だから普通の女の子はなn...切られた」 「で、なんて言ってはった?」 「アニメと人形」 「「「「............フィギュアだ!!」」」」 この声は勿論一方通行以外の全員。 「じゃあかみやんが行ってた店に戻るぜい」 数分後…。 「外じゃあ『とある魔術の禁書目録』や『とある科学の超電磁砲』 なんて本やマンガやアニメがあるなんてな…」 「随分とリアルだよな…」 「もしかしてカミやんが記憶喪失だってことも本当かもにゃー」 「な!!」 「冗談だぜい!!」 「それにしても本当にリアルだよなァ…」 「「「「だな…」」」」
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1649.html
私は真っ白だった。 何も無いから、ただ真っ白だった。 ちょっと前まで、あの夏の日まで。 今日もとうまは帰りが遅い。またどこかで女の子でも助けているのだろうか。 こんな夜は、いつも心配で堪らなくなる。とうまは絶対帰ってくると信じているけれど、それでも不安なことに変わりはない。 私には、とうましかいない。ひょうかは友達だけれどあまり会えないし、あいさやまいかとも仲良しだけれどそこまで深い仲というわけでもない。 こもえは世話焼きだから迷惑をかけても嫌な顔一つしないけど、だからといってあまり甘えてはいけないと思う。 私の――インデックスの居場所は、とうまの傍にしかない。 もしとうまがいなくなったら、私はイギリス清教に帰ることになるだろう。 イギリス清教には、居場所がある。けれどそれはきっと、魔導書図書館としての、『禁書目録』としての場所だと思う。 かつて私を追っていた二人の魔術師は、たまに私を気遣うような仕草を見せることもある。けれどそれだって、きっと私が『禁書目録』だからだ。価値があるのは私じゃない。 『私』の居場所は、とうまの傍にしかない。 だけど、それをとうまに押し付けることは出来ない。とうまにはとうまの人生があって、私がそれを妨げるわけにはいかない。 とうまの幸せが戦うことなら、私がそれを邪魔しちゃいけない。 とうまは優しいから、私が泣いて縋ればきっとすごく躊躇う。それでとうまがどこにもいかないかといったらそれは難しいと思うけど、何の効果も無いわけじゃないと思う。 だから私はそれをしようとは思わない。私はとうまの足枷にはなりたくない。 別に偉いわけじゃない。単純に私は恐いのだ。とうまの足枷になって、とうまに嫌われたら、と。 とうまは優しいから、私を嫌いになったりはしない。分かっているし、信じている。けれど、それでも不安なことに変わりはない。 それにとうまだって、私のことを考えてないわけじゃない。考えてないわけじゃないけど、それでも、行くのだ。 とうまが何で戦うのか、前に聞いたことがある。そのときとうまは「自分の為」と言っていた。 きっとそれは、紛れもない真実なのだと思う。とうまは自分の為にしか戦わない。ただひたすら自分の幸せの為だけに、とうまはいつも誰かを守ってボロボロになるまで戦い続ける。 たまに思うこともある。なんで私に助けを求めてくれないのかと。 私にだけじゃない、とうまは基本的に人に助けを求めない。その時々で共闘することはあっても、自分からそう働きかけることは滅多にない。 自分はいつも他人を助けにいくのに、おかしな話だと思う。 とうまが呼びかければきっと沢山の人が助けに来てくれるのに、頑固だとも思う。 けれど多分、とうまは別にそれが嫌なわけじゃない。関係の無い人間を巻き込むことは嫌うけれど、それは本質じゃない。 とうまただ、誰よりも早く助けを求める人のところに行きたいだけなんだと思う。 別に傲慢なわけでも、無謀なわけでもない。オルソラのときのことなんかを考えるとそうとしか思えない気もするけれど、そうじゃない。 とうまは、自分がどれだけ無力なのかを知っている。 けど、同時にとうまは、分かっているんだと思う。 別にヒロインなんて誰でもいいのだ。 ただ誰かが不安で恐くて悲しくて、独りで声も出せずに泣いていて、「助けて」と誰かに手を伸ばしていて。 そんな時に、誰かが手を掴んでくれるのが、どれだけ頼もしいか。何の根拠もない「大丈夫だ」という一言が、どれだけ心強いか。どんな苦境にあっても、ただ一人の味方がいるだけで、どれだけ救われるか。 別にヒーローなんて誰でもいいのだ。 何の力もないただの一人の人間に、どれだけの力があるのか。 きっととうまは、それを知っている。 だからとうまは戦うんだと思う。 それくらい私にも分かる。その力強さを受け取ったから、知っている。 そしてとうまは、一度繋いだ手を決して離したりはしない。別の誰かを引きずり上げる為に一旦解くことはあっても、それが終わればまた手を絡めてくれる。 だからとうまは、本当に沢山の人と手を繋いでいる。とうまの傍にいる私でさえ、把握しきれないくらいに。 そしてその中には、私も。 時計の針が10時を指した。いよいよ本格的に遅い。これはもう確定だ。 きっととうまは今日もボロボロになっているんだろう。心配だけど、私に出来るのは待つことだけだ。 そう、待つことは出来る。他に何も出来なくたって、ただ心配して待つことは出来る。 それだって、少しくらいの意味はある。それで決定的に何かが変わるとは思えないけど、絶対に無意味じゃない。 そのうち、またあのカエルみたいなお医者さんから電話がかかってくるだろう。 そしたら急いで家を出て、怪我の具合を確かめた後に思いっきり怒ろう。容赦なく噛み付いてやろう。 私にはそれくらいしか出来ないけれど。 ただ一人の、何の力もない人間でも。 ただ一人、自分のことを想ってくれる人がいることが、どれだけ嬉しいか。 その一人分の温もりが、どれだけ優しいか。 私はとうまに教わったから。 私はもう、真っ白ではないのだから。 目覚めたその時には、俺は真っ白だった。 何か持っていたのかも知れないけど、何を持っているのかも知らなかった。 だから、真っ白だと思っていた。 目が覚めたら、病室だった。 馴染んだ場所だ。俺の始まりも、この病室だった。 今はもういない、『誰か』の思い出話を聞いたのも。 腹の辺りに、僅かに重みを感じる。目をやれば、そこにインデックスが顔を伏せて眠っていた。 また心配をかけたな、と思う。 インデックスがいつも、一人で何を思って俺を待っているのかは知らない。いつも最後は怒って噛み付かれて終わるけれど、それまでどんな思いで一人の夜を過ごしているのか、俺には分からない。 泣いていなければいい、なんて思うのは俺の我が侭だろう。泣かせたくないなら早く帰ってやればいいんだから。一人にしなければいいんだから。 別に、優先順位の話じゃない。インデックスより他の誰かが大切だから、彼女を一人にするわけじゃない。 まして、俺でなくてはいけないわけでもない。俺がやりたいだけだ。 結局のところ、それも我が侭だ。 誰でもいのだということは分かっている。その手を取ることが出来るなら、誰だって立ち上がってもいいはずだ。 そして、俺はその声を聞いた。誰かの助けてくれって声を、俺は何度も聞いた。 だから、俺は行く。別にそれ以上のなんでもない。特別なことをしているわけでもない。 助けたいと思える理由があるから、助ける。 自分で言うのもなんだが、『ムカついたから殴る』と同じレベルの話だ。とても褒められたことではない。 俺がもっと強ければ、インデックスにも心配をかけることはないんだろうけど。無いものねだりをしても仕方ない。あるもので出来ることをするだけだ。 そう、今この手の中にあるもので。 たまに、考える。インデックスのことだ。 インデックスは、今俺の傍にいる。何の躊躇いもなく俺を慕って、俺を想って、俺の隣にいてくれる。 けれど、インデックスが想う『俺』は、この俺じゃない。 それは確実に、死んでしまった方の『俺』だ。俺が始まる前に終わってしまった、インデックスの為に結末まで突き進んだ『上条当麻』だ。 今の俺は、そいつとは違う。 そのことを話さなかったのは、俺だ。インデックスの泣き顔を見たくなかった俺だ。 今でも、たまにそのことを考える。 「『俺』が戦った理由は、そんなものを見て笑みを作るようなつまらないものじゃない」 なんとなくそれだけは理解出来た。だから嘘をついた。 だけど、同時に。俺はその理由に隠して、インデックスに手錠をかけたのだ。 何も無くて、透明で真っ白だと思っていた俺の手の中に、唯一残っていたものに。 それが何なのかはよく分からなかった。家族でも友達でも恋人でもない、けれど大切なもの。 ただ手放したくない、と思った。だから手錠をかけた。誇れる理由の後ろに、ちっぽけな理由を隠した。 俺の記憶喪失をインデックスが知っても、彼女は俺の傍にいてくれる。それくらい分かっているし、信じている。けれど、それでも不安は募るばかりだ。 卑怯だと思う。情けないと思う。最低で、くだらない人間だ。 それでも、俺は嘘をつき続ける。 その温もりに、優しさに、甘えて。 それでもいずれ来るのだろう。告げる時が。 いつか乗り越えなくてはいけないのだから。 俺は、真っ白ではなかったのだから。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/176.html
【種別】 人名 【初出】 八巻 案内人としては六巻で出ている 【CV】 櫻井浩美 【解説】 【人物】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【余談】 【解説】 霧ヶ丘女学院二年生の少女。 能力はレベル4の空間移動能力『座標移動(ムーブポイント)』。 希少な空間系能力であり、かつてはその能力を生かして窓のないビルの『案内人』を務めていた。 【人物】 お下げのように後ろで二つに束ねた長い茶髪が特徴的。 (作中では結われた髪の先は細長く尖っているように描かれている) 上半身は桃色のサラシを巻いて上にブレザーを羽織り、下は冬服のミニスカートに金属ベルトという露出度の高い格好をしている。 アレイスターの命令で、イギリス清教のエージェントであるステイル、多重スパイである土御門など、 VIP連中を窓のないビルの内部に運ぶ『案内人』を務めており、その関係で『プラン』に関わる情報も幾つか知っていた。 十九巻においては、グループの他のメンバーからあからさまなショタコン女呼ばわりされ、かなり慌てふためいていた。 超電磁砲第73.5話には本格的にそういった描写があり、 男子小学生に自らの保有するランドセルを背負わせようとしたり、 自宅に誘って宿泊させようとしたりとかなりアレな人。 また、このシーンの結標の表情は漫画版禁書目録の11巻での表情に寄せるというファンサービスがなされている。 食事に関してはヘルシー志向らしく、高級サラダを口にしているシーンが何度かある。 【能力・スキル】 空間移動系最高の能力『座標移動』を持ち、直接戦闘から味方のバックアップまで幅広くこなす。 自由度の高すぎる能力に基準をつけるため、 能力を使用する際は警棒兼用の軍用懐中電灯を照らして軽く振るい、照準を定めている。 超能力者認定されてもおかしくない強大極まる能力だが、 二年前のカリキュラムにおいて転移座標の計算ミスにより片足が壁にめり込み、 それを不用意に引き抜いてしまったことで密着していた足の皮膚が削り取られるという大怪我を負った。 この事故がトラウマとなり、それ以来自分自身を転移させると体調が狂うほどの激しい精神的消耗を受けるようになっている。 そんなトラウマを抱えながらも、初春はやりようによってはレベル5とも戦えそうと見ている辺り、元の強さがうかがえる。 なお、10月9日の少年院の件でトラウマを完全に乗り越えた結果 10月17日時点では自身の転移も軽々と行うまでになっており、 現在ではレベル5の認定を受けてもおかしくない状態になっている。 【作中での行動】 望むままに人を傷付けることすらできる強大な能力から、過去には力に怯えていたこともある。 それでも自分が力を得る必要性が何かあったのだろうと我慢していたが、 量産能力者(レディオノイズ)である妹達たちの結果を知って、 人以外にも能力が宿る可能性がありうることを知り、 「何故自分にこんな力があるのか」「何故自分である必要性が」 という疑問を共に抱いた仲間の能力者達と共に、 『樹形図の設計者』を再構築して 「人間以外が能力を持つことが可能かどうか」の演算を行うことを計画し、 学園都市外部の組織と接触していた。 “残骸”争奪戦の中心人物だったが、白井黒子との戦いの中で、 『自分が人を傷つけてしまうのは能力のせい』という自分の根幹を 『己の不幸を能力のせいにして安心しているだけ』と否定される。 最後には黒子を能力ではなく銃で止めを刺したことから 『今まで人を傷つけてきたのは能力ではなく自分自身』だということを悟り、自分で否定してしまったことで精神が不安定になり能力が暴走。 もはや本来の目的を失い、外部組織に残骸を渡すことだけを目的とし自我を保っていたが 外部組織も警備員に壊滅され、 路頭に迷っているところを騒ぎに乱入して来た一方通行に倒される。 その後、彼女の後を追ってきた上条の手により救急車で病院に搬送されている。 なお、この際に一方的に蹴散らされたことが新たなトラウマになり、 低周波振動治療器の補助がなければ制御できなくなるほどに能力が不安定化している。 残骸の件以降、共に事件を起こした結標本人以外の能力者の仲間たちは 少年院の特殊房に入れられたため、事実上学園都市に人質を取られている状態となっており、 彼らを救う為に特殊な器具を用いることで不安定な能力を“補強”し、グループの一員として暗躍中。 十五巻ではアレイスターの殺害を目論んだブロックに、 『案内人』である結標とその交渉材料として仲間たちが狙われた。 しかし守るべき仲間を救うためにAIMジャマーの影響下であるにもかかわらず補助器具を引き剥がし、 照準用の懐中電灯も放り捨て、自身のトラウマをも乗越えて能力を行使し、手塩との戦闘に勝利する。 そして、その時に起きた事実と芽生えた感情を強く心に刻みつけ、 必ず仲間を救い出す決意をし、グループと共に再び動き出す。 第三次世界大戦以後、一方通行と学園都市上層部との取引により暗部が解体されたことを受け、 彼女の仲間たちは解放され、彼女自身も暗部を抜けて今は一介の女学生に戻っている。 ちなみに霧ヶ丘女学院からは留学扱いとされ、現在はどういう経緯か小萌先生の家に厄介になっている。 暗部こそ抜けたものの、オペレーション・ハンドカフス発令時には『壊滅手配』に指定されていたらしく、 第二三学区で今後の立ち回りを考えているところで浜面達とすれ違っている。 その後は死体安置所の冷凍ロッカーに隠れ、オペレーション終了まで逃げ延びた。 【余談】 旧約十九巻にて、小萌先生のもとで野菜炒めのレベルから料理を教わっている描写がある。 このシーンの影響で、二次創作では「料理・家事ができない」「生活能力がない」という設定が付けられることが多く、 コメディ寄りのものでは「メシマズ」という極端な設定が付けられているものもある。
https://w.atwiki.jp/hinalove/pages/21.html
アニメ・ラノベ・漫画部 ここは視聴覚室、主にアニメ・漫画・ラノベを楽しむ部屋です。 今期はとりあえずワーキングを観ておけばいいとおもうよ! ヒナ校生徒にオススメのアニメ とある科学の超電磁砲 ストーリーよし作画よし音楽よし佐天さんよしの4拍子そろったアニメ やる前は結構心配だったけどいざ始まってみたら禁書より面白かったのは内緒だ とある魔術の禁書目録 とりあえず上条さんがイケメン。あとはなんかビリビリしている人とかインなんとかさんとか。 かんなぎ ざんげちゃんは正義 ヒナ校生徒にオススメのラノベ とある魔術の禁書目録 最初のほうがわかりにくかったり説教が長かったりするけど 基本的には読みやすいし面白いので超おぬぬめ ヒロインはあんまでてこないけどな! 俺の妹(ry 妹萌えの人必読な一作。 ……と思ってたけど、途中からぐだってた気がしないでもない。 まぁリアたんがまな板系だったからいいや。 ヒナ校生徒にオススメの漫画 とあるかg( 以下ry ひだまりスケッチ 学長の嫁が登場する4コマ漫画です。 ゆのっちは俺の嫁なので、そこんとこはご注意ください。 のほほ~んとできる漫画だけどストーリー性にやや欠けるので、メリハリがはっきりしないと嫌!って人には合わないかも? スラムダンク 私が学生時代に流行ったバスケ漫画。 これのせいで、何人もの野球仲間がバスケに浮気したか・・・ ちなみに仙道のモデルは実在する人だそうですよ。 ハヤテのごとく ヒナWikiなのに、なぜこれが一番に挙がっていないのかは禁則事項。 主な登場人物としては、 →桂ヒナギク…超人気メインヒロイン。人気投票でも堂々一位。 →綾崎ハヤテ…一応主人公。某改造使いのワタル氏を彷彿させるスーパー人間。 →マリアさん…一部で人気のメイドさん。理事長は幼少時代がお好みのご様子。 →三千院ナギ…どっかのお金持ちお嬢様。それだけ。くぎゅうううううう。 →鷺ノ宮伊澄…和服電波少女。空気。 →生徒会三娘…ヒナ様のおまけ。2期EDでちょっぴり登場。 →西沢歩…ヒナ様を引き立てるための平民。 →アテネ…ギリシャの首都。ギリシアではなくギリシャです。オリンピック発祥の地としても知られる。 WORKING!! ヤングガンガンより出されている4コマ漫画。 アニメもいいけど、漫画は漫画で面白いのでお勧め。というか私は原作のほうが好きかなあ。 小鳥遊嗜好に共感できる人は学長と握手。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3121.html
27スレ目ログ ____ ________________ 27-013 久志(18-529) 小ネタ 27スレ目突入記念、上琴オープニングトーク 27-016 はりねずみ(23-141) 小ネタ とある父親の回想 27-022 シラボネX(26-639) 小ネタ 箱の中身は何だろな~?パート2 27-039 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 13 上条美琴の禁書目録Bサイドこぼれ話 前編 27-052 くまのこ(17-598) たまにはちょっぴり攻め琴ちゃん 27-059 シラボネX(26-639) 小ネタ 箱の中身は何だろな~?パート3 27-066 ・・・(22-517) 小ネタ ぷらん 27-072 はりねずみ(23-141) 小ネタ 春の陽気に当てられて 27-097 ・・・(22-517) 勝者上条 1 VSインデックス 27-111 くまのこ(17-598) ケロヨンとピョン子の、ほんのりデート 27-127 シラボネX(26-639) 小ネタ 上条美琴バカップルが「き○ちゃんの仮装大賞」に出場しました 27-139 ・・・(22-517) 勝者上条 2 VS 姫神 27-144 くまのこ(17-598) 小ネタ そんな15歳の誕生日 27-151 はりねずみ(23-141) 小ネタ 人生一幸せな誕生日 27-155 ・・・(22-517) 小ネタ 27-160 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 14 上条美琴の禁書目録Bサイドこぼれ話 後編 27-174 ツキサカ(15-321) 消えゆくあいつの背中を追って 5 27-191 くまのこ(17-598) 終章その後 のっぴきならない悲鳴の後で 27-196 ・・・(22-517) 小ネタ 戦場 27-205 くまのこ(17-598) 青いカーネーションの花言葉 27-228 くまのこ(17-598) 同型のマッサージ器がここに二つある理由 27-242 はりねずみ(23-141) 小ネタ げんてんかいき 27-247 はりねずみ(23-141) 小ネタ 新妻美琴は待ち侘びて 27-251 くまのこ(17-598) 美琴ちゃんが熱を出して、上条さんがそれを看病するだけの話 27-260 ・・・(22-517) 育児日記 8 公園デビュー2 27-267 シラボネX(26-639) 小ネタ 上琴バカップル合体攻撃 パート2 27-271 はりねずみ(23-141) 小ネタ フォークダンスを踊り踊られ 27-278 シラボネX(26-639) 上琴で神話パロディ 27-289 くまのこ(17-598) グループ史上最悪の任務 27-302 シラボネX(26-639) 小ネタ 上琴バカップル合体攻撃 パート3 27-304 27-304氏 小ネタ 27-310 我道 ◆XksB4AwhxU(24-896) 上条当麻の憂鬱 27-331 くまのこ(17-598) 命短し恋せよ美琴 27-340 ・・・(22-517) 育児日記 9 公園デビュー3 27-346 27-346氏 小ネタ 27-350 ・・・(22-517) 小ネタ 祝杯 27-356 くまのこ(17-598) 上条当麻帰還祝。鍋パーティー 27-363 27-363氏 小ネタ 27-370 久志(18-529) 小ネタ 祝福と紙吹雪と水無月結婚(ジューンブライド) 27-377 ムダムシ(27-375) 小ネタ 上条「スキだ、御坂!」 27-383 ・・・(22-517) 育児日記 10 プール1 27-390 27-389氏 勝利の報酬 27-396 くまのこ(17-598) とある二通の犯行予告 27-410 ・・・(22-517) 育児日記 11 プール2 27-417 黒猫(27-416) とある少年の泥酔騒動 1 27-424 くまのこ(17-598) とある10年後の日常 27-434 黒猫(27-416) とある少年の泥酔騒動 2 27-450 ・・・(22-517) 育児日記 12 プール3 27-457 27-457氏 小ネタ 27-462 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 15 大覇星祭こぼれ話 Ⅰ 27-473 くまのこ(17-598) 上琴の朝チュン妄想を垂れ流してみた 27-476 27-476氏 小ネタ 27-480 黒猫(27-416) とある少年の泥酔騒動 3 27-487 ・・・(22-517) 育児日記 13 すてーる1 27-492 久志(18-529) 小ネタ 上琴夏祭り2014 27-495 くまのこ(17-598) 夢でオチたら 27-502 27-502氏 小ネタ 27-508 ・・・(22-517) 育児日記 14 すてーる2 27-517 くまのこ(17-598) とある高校の体験入学【ワンデークラスメイト】 27-525 はりねずみ(23-141) 小ネタ どこにでもある上琴事情 27-531 ・・・(22-517) 小ネタ ミジカミコト 27-534 くまのこ(17-598) 海と水着とローションプレイ(健全) 27-543 くまのこ(17-598) 第69.5話 時間切れなら延長で 27-554 くまのこ(17-598) 常盤台中学で唯一の少年 27-564 ・・・(22-517) 育児日記 15 ごっつんこ1 27-569 くるま(27-568) 小ネタ 27-572 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 16 大覇星祭こぼれ話 Ⅱ 27-584 ・・・(22-517) 育児日記 16 ごっつんこ2 27-589 はりねずみ(23-141) 小ネタ 2年後の真夏の上琴 27-593 くまのこ(17-598) SAO(「そ」してまた「あ」の馬鹿に「落」とされる美琴) 27-603 ・・・(22-517) 育児日記 17 ごっつんこ3 27-615 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 17 大覇星祭こぼれ話 Ⅲ 27-630 ・・・(22-517) 育児日記 18 かおり1 27-635 くまのこ(17-598) 俺とお前のキノコの話 27-643 はりねずみ(23-141) 小ネタ 8月31日(かみことのひ) 27-648 くまのこ(17-598) お部屋デート日和~ ほのぼの時々イチャイチャ所によりエロ~ 27-655 くまのこ(17-598) 麻琴ちゃんの憂鬱な日々 27-664 久志(18-529) 上琴歴史狂想曲 2 ~序曲~ 27-673 ・・・(22-517) 育児日記 19 かおり2 27-679 久志(18-529) 上琴ドッキリマル秘報告 佐天&初春Ver 27-687 くまのこ(17-598) ドリンク・トリップ・ハニートラップ 27-701 くまのこ(17-598) 外堀強制埋め立て計画 27-712 ・・・(22-517) 育児日記 20 かおり3 27-719 ・・・(22-517) 育児日記 21 かおり4 27-726 はりねずみ(23-141) 小ネタ 借金のカタに美琴がやって来た 27-731 くまのこ(17-598) ベッドの下の鈍感男 27-740 ・・・(22-517) 育児日記 22 イヤだ1 27-744 はりねずみ(23-141) 美琴 1 27-750 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 18 大覇星祭こぼれ話 Ⅳ 27-761 くまのこ(17-598) 小ネタ ツンデレは心の中でもツンデレなのか 27-762 くまのこ(17-598) 小ネタ 『M』さんからの恋愛相談 27-763 くまのこ(17-598) 小ネタ バースデー未満のとある午後 27-767 ・・・(22-517) 育児日記 23 イヤだ2 27-776 くまのこ(17-598) 幻想殺しの新たな能力 27-781 ・・・(22-517) 育児日記 24 イヤだ3 27-786 ・・・(22-517) 育児日記 25 イヤだ4 27-787 ・・・(22-517) 育児日記 26 イヤだ5 27-790 はりねずみ(23-141) 美琴 2 27-794 くまのこ(17-598) とある中学の同窓会場 27-806 くまのこ(17-598) 終章その後 甘くて優しい話の前に辛くて厳しい現実が 27-814 ・・・(22-517) 育児日記 27 夏祭り1 27-818 はりねずみ(23-141) 美琴 3 27-822 明(27-821) 小ネタ 五年越しプロポーズ 27-827 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 19 大覇星祭こぼれ話 Ⅴ 27-839 くまのこ(17-598) キス魔条ドラキュラ 27-848 ・・・(22-517) 育児日記 28 夏祭り2 27-854 くまのこ(17-598) ひとカミコトうぜ! 27-860 はりねずみ(23-141) 美琴 4 27-864 くまのこ(17-598) とある新米の恋人同士【ウブカップル】 27-870 ・・・(22-517) 小ネタ おめでとう 27-875 はりねずみ(23-141) 美琴 5 27-880 ・・・(22-517) 育児日記 29 夏祭り3 27-887 ましろぷーど(26-767) 美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの 27-897 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 20 大覇星祭こぼれ話 Ⅵ 27-908 くまのこ(17-598) とある新米の恋人同士【ウブカップル】10/31 27-915 久志(18-529)氏 小ネタ みんなで美琴たんの衣装を考え隊 27-919 ・・・(22-517) 育児日記 30 夏祭り4 27-926 くまのこ(17-598) 学園対校障害物リレー 27-933 くまのこ(17-598) 美琴のアレがアレだった理由 27-944 はりねずみ(23-141) 美琴 6 27-957 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 21 大覇星祭こぼれ話 Ⅶ 27-974 くまのこ(17-598) とある本気の九番勝負 27-983 ななくご(27-982) 小ネタ 27-994 ・・・(22-517) 育児日記 31 夏祭り5 ▲
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3218.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話 大覇星祭こぼれ話 Ⅰ 上条「あー……完っっっっっっ全に開き直ってんな……『Ⅰ』て……」 美琴「まぁ、全何話になるか想像できないもんね」 上条「本編【禁書目録】と外伝【超電磁砲】足して……だもんなぁ……」 美琴「そんじゃま、さくさく行きますか。今回はゲストもたくさんいるのよ。まあ、基本はアンタと私、んでゲスト二人で、ゲストは入れ替わり立ち替わりって形だけど」 上条「ふーん。で、今回は?」 ??「はぁい、ぼ・う・や・♪ お姉さんのこと覚えてる? オリアナ=トムソン。職業は運び屋、よ」 上条「……」 美琴「……」 上条「……とりあえずもう一人に入ってもらえばいいよな?」 美琴「……そうね。ツッコミどころは満載だけど話は進めないといけないもんね。で、もう一人は?」 ??「私なら最初からここにいるんだよ」 上条「は? その声だともう一人はインデックスなのか? でもどこに?」 オリアナ「坊や、鈍いのは対異性の気持ちに対してだけにしておきなさい。坊やの頭のう・え・♪」 美琴「ちっちゃ!? 何でアンタ【インデックス】、ちっちゃくなってんの!? と言うか気付けよアンタ【上条】も!!」 上条「いやー頭が何か重いとは思ってたけどまさかインデックスが乗ってるとは思わなかった。つか、普通、頭の上って見えないんだから声が聞こえなきゃ気付くわけねーだろ!! むしろ御坂が気付けよ! 正面から俺を見てるんだから!!」 美琴「む……確かに言われてみればそんな気が……」 天の声:ちなみに美琴は上条の顔しか見ていないので頭の上までは注意が行っていない、が真相。おや? 誰か来たようで…… 上条「納得してくれたところで、さて、インデックス、事情を説明してくれ」 禁書「決まってるんだよ! なんだか今後、体長15cmでほぼ全裸の隻眼魔神女がとうまの周りをうろちょろしそうだし、だったら私も小さくなってこの場所を誰にも譲らない決意を示した方が良いかも!!」 オリアナ「俗に言う、インデックスたん、というわけね。でもいいのかしら? 小さいままだと坊やと(自主規制)や(自主規制)ができなくなるわよ?」 禁書「はぅっ!! 盲点だったかも!!」 美琴「……っ! ほっほ~う? やっぱアンタはこのちっこいのとイロイロナニかしてるわけ、ね?」 上条「してねーよ! というか、何でお前はナニがカタカナなんだよ!? あとオリアナさん、言葉は選ぼうよ!! そんなんだから歩く18禁って言われんのよ!?」 オリアナ「まあ……私がそんな噂になってたなんて知らなかったわ……普段、日本にいないから……」 禁書「その割には喜んでいるみたいな顔してるかも」 美琴「今回は、どんな風になるかまったく想像できないわ……」 「おおっ、母さん母さん。やはり何度来ても圧倒されるなあ、学園都市っていうのは。子供の頃にクレヨンで描いた世界がそのまま広がっているような気がするよ。これでチューブの中を走る列車とか、空飛ぶスケボーなんかがあると完璧なんだが……」 そう言ったのは上条刀夜。 「あらあら。私の思い描く近未来には、まだ届いていない気がするのだけど。だって巨大宇宙戦艦や人型兵器が連合とか帝国に分かれて戦ったり赤や青のカラフルなビームが飛んだり宇宙空間なのにピキュンピキュン音が鳴ったりしないでしょう? あと蛍光灯みたいなサーベルも見てみたいのに」 答えたのは、上条詩菜。 美琴「外から見ると、やっぱこう見えるのかしら?」 上条「まあ、外の世界よりも科学技術が二、三十年進んでいるのが学園都市だしな」 オリアナ「この辺りは私が小さい頃に思い描いた未来世界と違うわね。私が子供の頃、クレヨンで描いたのは、魔法使いの絵がほとんどだったから」 上条(……オリアナにもそんな可愛らしい時代があったんだな……) オリアナ「坊や、今、私にもそんな可愛らしい時代があったんだ、って考えなかった?」 上条「い、いえ! 決してそんなことは!! オリアナさんは今でも充分可愛いですから! ハイ!!」 オリアナ「あら嬉しいこと言ってくれるじゃない? でも大人の女性に対して『可愛い』はあまり良くないわね……そこは『綺麗』って言ってあげた方が悦ばれるのよ……」 上条「オリアナさん!? 何か字面が違いませんこと!?」 禁書「……短髪、今日は共同戦線を張りたいんだけど?」 美琴「……いいわね。私も今日はそんな気分だから」 上条「!!!!!!!!!!!?!」 「あー、あー。メイド弁当、学園都市名物メイド弁当はいらんかねー」 禁書「とうまとうま! メイド弁当食べたいんだよ! 買って買って買って!!!」 上条「そんな子供みたいに駄々こねるんじゃありません! つーか、買ってったってこれ、過去の映像だし!」 禁書「だって食べたいんだもん! おなかすいたおなかすいた!」 上条「すっぱい焼きそばパンでも食べてなさい!」 美琴「にしても土御門も大変ねー。繚乱家政女学校って、こんな事もするんだ」 上条「ああ、あそこは『真のメイドさんには休息はいらない』って校則があるらしいからな」 オリアナ「でも日本のメイドって、男の性欲を刺激するようにミニスカートとニーソックスの間の太もも…確か専門用語で『絶対領域』と言ったかしら。を強調したデザインで、しかも夜のご奉仕もするんでしょう? 見たところ、この彼女は中学生ぐらいだと思うのだけれど…そんな歳の子にそこまでレベルの高いプレイをさせるなんて、流石はHENTAIの国ね。お姉さんもゾクゾクしてきちゃう」 上条「長々と何言ってんのこの人!? 何でそんなに偏った知識なんだよ!」 美琴「ア、アンタも土御門のお兄さんみたいに、メイド萌えってヤツなの?」 上条「どっからそうなった…いやまぁ、好きか嫌いかなら好きだけど」 美琴「って事は、前回のこぼれ話で見せた私のメイド姿は効果大だった!? これはもう、通販で堕天使エロメイドを買うしか! ……けど私の胸でサイズが合うのはあるかしら……?」 上条「あれあれ!? 何だか急に御坂さんが真剣な顔でくだらない事言い始めたけど、どうした!?」 禁書「とうま! メイド弁当は!?」 上条「メロンパンでも食べてなさい!!!」 「――――っと、うわっ!?」 集中力を欠いていた刀夜は、うっかり誰かと激突した。 「きゃっ! って、すみませんぶつかっちゃって」 告げたのは、見た目大学生ぐらいの女性だった。淡い灰色のワイシャツに、薄い生地でできた漆黒の細長いパンツ。デザインはシンプルだが、一目で高級ブランドのにおいを感じさせる一品で―――― 上条「前回、使い古された方法とか言ってたけど案外あるんだな」 禁書「何の話なのかな?」 上条「んー? 出会いの話だよ。ほら、食パン咥えて走ってると曲がり角でぶつかる感じのやつ」 禁書「え!? とうま、走りながらでも食パンは食べててもいいの!? 前に食事する時はきちんと座って、って言ってたかも!!」 美琴「ツッコミどころそこ!?」 オリアナ「まぁ、私たちには馴染みのない文化だしね――」 「とき、とき……ないなぁ。常盤台中学というのは、名前がリストに載っていませんね。正式なパンフレットに紹介文が全くないという事は、もしかして一般開放されていないのでは?」 「うわっ! ホントですか。じゃあ美琴のヤツはどこにいるのよーっ! せっかく大学に休学届け出してここまで来たっていうのに!」 みこと、というのは妹の名前だろうか? と刀夜はガイドブックを適当に考えていたが、不意に女性がズズイと接近してきた。刀夜に肩をぶつけるように、彼の広げているページを覗き込む。 「と、と、と、とき、とき、とき――――うわっ! ホントにないよギャーどうしよう!!」 ――――無防備な彼女のほっぺが、刀夜の無精ヒゲの生えた頬とぶつかりそうになった。女性の柔らかい髪の毛がわずかに刀夜の耳をくすぐる。その柔らかな髪から、ほのかに甘い匂いがした。 上条「もう伏せる意味が無いから言うけど、俺の親父に寄り添ったのってお前の母親だよな。さすが親子だな」 美琴「まあそうだけど。で、どういう意味?」 上条「お前も、夏休み最後の日に俺の宿題を覗き込んだ時がこんな感じだった」 オリアナ「つ、ま、り、そこのお嬢ちゃんが坊やに思いっきり寄り添ったってことね?」 禁書「!!!!!!!?!」 美琴「ち、違うわよ! 私が興味があったのはコイツのやってた宿題なだけで、コイツに寄り添うとかそういうんじゃないから!!///」 オリアナ「あら残念。ちゃんと自覚していれば坊やとあんなことやこんなことになったかもしれないのに」 上条&美琴「「ならないから!!」」 禁書「と~~~~う~~~~ま~~~~」 上条「はっ! おおおおお落ち着けインデックス!! 本当に疾しいことはなかった――――って、そういや、前の前の前のこぼれ話でこいつは真相を知っているんだったあああああああ!!」 禁書「天誅なんだよ! とうまぁぁぁぁああああああああああ!!」 「あらあら刀夜さん。またですか?」 「か、母さん? ま、またとは何かな?」 刀夜は慎重に聞き返すと、詩菜は片手を頬に当てて、心の底から悲しそうなため息をついた。しかもその顔からやたら陰影が強調され始めているような気がする。 「もう、刀夜さんったら。道端で女性とぶつかってお知り合いになり、その後の無自覚な言動で良い雰囲気になるだなんて。これで何度目かしら。数える方が馬鹿らしいのかしら。あらあら、あらいやだ。そんなに私を怒らせて、刀夜さんったらマゾなのかしら?」 美琴「さすが親子ね」 上条「どういう意味!?」 禁書「とうまのお母さんのセリフがすべてを物語っているんだよ。天然ジゴロの血脈は余すところなくとうまに受け継がれているかも」 オリアナ「さて、将来、坊やのお母さんと同じ思いをする女性ってどこのどちらさんなのかしら」 美琴「……歴史は繰り返すってわけか……」 禁書「……あり得ない話じゃないかも……」 上条「え!? なんで二人とも陰影が強調されて千円札や五千円札に描かれた肖像画もびっくりの迫力を見せてんの!?」 オリアナ「……どうやら本当に将来同じことが起こりそうね……」 ――――人混みの向こうに、見知った我が子のツンツン頭が見える。彼は大覇星祭の参加者であるため、当然ながら半袖短パンの体操服だ。その隣には、彼とは違ってランニングに短パンの、本格的な陸上競技用ユニフォームを着た女の子がいた。 オリアナ「ねえ坊や。ちょっと教えてほしいんだけど」 上条「何ですか?」 オリアナ「この二人って坊やとそこのお嬢ちゃんだけど、お嬢ちゃんと坊やって学校は違うし、高校と中学の違いもあるわよね?」 上条「まあそうですね」 オリアナ「だったら、どうしてこの場で二人で歩いていたのかしら? その経緯にお姉さん、興味が湧いちゃう」 上条「ええっと……ええっと……何でだっけ?」 美琴「んーと、んーと……さあ? 気付いたら一緒にいた、みたいな?」 オリアナ「…………とりあえず、ある意味、鈍感で無自覚なのは坊やだけじゃないってことだけは分かったわ」 禁書「…………これは安心材料なのかな? 不安材料なのかな?」 上条&美琴「「?」」 「ねぇねぇ、結局アンタって赤組と白組のどっちなの?」 「あん? 赤だけど。なに、もしかして御坂も赤組か」 「そ、そうよ」 「おおっ、そっかー赤組か。ならお互い頑張らないとなー」 「じゃあ、あ、赤組のメンバーで合同の競技とかあったら―――」 美琴「そんなふうに考えていた時期が私にもありました」 オリアナ「あら? どうして遠い目をしているのかしら?」 美琴「この後のこの馬鹿の台詞で分かりますよ……」 禁書「あっ…何となく察したんだよ」 「なんつってな! 実は白組でしたーっ!!」 禁書「あー…やっぱり……」 オリアナ「焦らしプレイ…に見えなくもないけど」 上条「いやぁ。幻想を殺すのが上条さんのお仕事でして」 美琴「この幻想は殺さなくてもいいヤツでしょ!?」 上条「けど、もし本当に俺も赤組だったら、御坂あの後何て言うつもりだったんだ?」 美琴「ふぁえっ!!? そ、そんなのもう忘れたわよ!」 オリアナ「きっとこうね。『合同の競技とかあったらそのまま夜の大覇星祭で貴方の「赤」黒い肉棒から特濃の「ホワイト」ソースを―――』」 美琴「言うかあああああああ!!!!! そんな事おおおおおお!!!///」 禁書「お肉の棒!? 濃いホワイトソース!? とうま、その美味しそうな食べ物はなんなのかな!?」 上条「ナ…ナンデショウネ…?」 オリアナ「そうね……禁書目録は『美味しい』と感じるかもね……ちなみに特濃の『ホワイト』ソースは飲み干すことはできるわ。でも、お肉の棒は口に含んで味わう事はできるけど、食べられないからね」 禁書「えええええええええええ!? 何その『がむ』みたいなの!? お肉も食べたいんだよ!?」 オリアナ「だ、そうだけど――坊や、どうする?」 上条「食べさせねーよ!! そもそも、オリアナとインデックスの会話はかみ合ってないからな! つか、オリアナさん! 何、舌舐めずりしながら説明してんのさ!?」 オリアナ「ところで、お嬢ちゃんは禁書目録と違って私の言っている意味が分かったみたいね? うふ。案外物知りじゃない?」 美琴「――――っ!!(気付かれた!?)」 「――――もしお前に負けるような事があったら罰ゲーム喰らっても良いし! 何でも言う事聞いてやるよ!」 「い、言ったわね。ようし乗った。……何でも、ね。ようし」 「――――その代わり、お前も負けたらちゃんと罰ゲームだからな」 「なっ。そ、それって、つまり、な、何でも言う事を…… 禁書「ん? 今、何でもするって言ったよね?」 上条「……誰かが言うネタだとは思ったが、まさかインデックスの口から出てくるとはな」 禁書「…? 何の事?」 上条(あ、元ネタを知らずに、ナチュラルに言ったのか) 禁書「まぁいいや。それよりとうま! 何でもとか、どういう意味なのかな!?」 上条「『どういう意味』って、どういう意味よ?」 オリアナ「つまり彼女は、『坊やが勝ったら何をしてもらうつもりだったのか』って事が聞きたいんじゃないかしら?」 美琴(っ! そ、それは私も知りたい!) 上条「あー…別にこれと言って決めてなかったなぁ……メシ奢ってくれとか、そんな所じゃないか? まぁ、結局負けちまった訳だけど」 美琴「え…そ、その程度…?」 オリアナ「な~んだ。お姉さんガッカリ。もっとこう、お前の身体で俺の―――」 上条「いや、もういいから! アンタ、口を開けば猥談しか無ぇのかよ!」 禁書「…ちょっとホッとしたかも。やっぱりとうまはとうまなんだね」 上条「何だい何だい皆して! じゃあアレかい!? ご褒美のチュウでも要求した方が良かったってのかい!?」 美琴「チュ、チュチュチュチュウウウウウゥゥゥゥ!!!?///」 上条「ホラ! ミコっちゃんだって、真っ赤になって嫌がってるじゃないですか! ちくしょう、ちょっとショックだよ!」 オリアナ「お姉さんには、嫌がっているようには見えないんだけど…」 禁書「……やっぱりとうまはとうまなんだね…」 上条詩菜はほっぺに片手を当てて、 「あらあら。……言葉を巧みに操り、年端もいかない女の子にあんな無茶な要求を通させてしまうとは、一体どこのどなたに似てしまったのかしら。あらいやだ、母さん学生時代を思い出しちゃいそう」 上条刀夜はズドーン、とショックを受けた顔で、 「そ、そんな女子中学生に対して勝ったら罰ゲームで何でも言う事を聞かせるだなんて、一体どんなご命令を飛ばす気なんだ当麻ーっ!!」 彼の隣にいた女性(御坂美鈴)は、 『こいつらの影響なのか。ま、後で美琴には話を聞くとして、若いっていうか青いわねー……』という顔でため息をつくと、片手をおでこに当てた。 禁書「どう考えてもとうまは完全無欠にお父さん似なんだよ」 美琴「異議なし」 上条「お前らが俺をどういう目で見ているのか、よーく分かった」 オリアナ「ところで坊や。もう一度話を戻すけど、これってもし、坊やが勝ってたらお嬢ちゃんにナニを要求するつもりだったの? やっぱり(自主規制)とか(自主規制)とか?」 美琴「!!!!!!?!///」 禁書「!!!!!?!!///」 上条「直球だと字面で表現できないから自主規制がかかった単語を何でさらっと言いやがりますかこの人は!! しかもナニがカタカナだし!!」 御坂美琴は学生用応援席にいた。 ――――上条達の競技を最後まで観ているのは割と危険なのだが、どうも気になって、美琴は気がつけばここにいた。 上条「ここからは俺の学校の棒倒しのシーンだな。(吹寄の濡れ透け事件が飛ばされて良かった。本当に良かった)」 オリアナ「棒は倒すモノじゃなくて、むしろ勃たせるモノじゃない?」 上条「お願いあなたもう喋らないで!!!」 美琴(な、慣れないわぁ……この人の下ネタ……///) 上条「ったく……あー、つーか御坂、俺のクラスの試合観に来てたんだな。ありがとな」 美琴「っ! べべべ、別にアンタの応援とか、そんなんじゃないからっ! た、ただその…罰ゲームの約束した手前、負ける訳にはいかないから敵情視察しただけだし!!?」 禁書「短髪…目が泳いでるんだよ……」 オリアナ「ふふっ。可愛らしい反応ね。お姉さん思わず、食べたくなってきちゃうじゃない。性的な意味で」 美琴「ちょ、や、止めてよ! そういうのは黒子だけで手一杯なんだから!」 オリアナ「あらそう? 残念。じゃあお嬢ちゃんを(性的に)食べるのは、坊やに譲るわ」 美琴「えええええええっ!!!? 何言ってんの!!? ねぇ何言ってんのおおおおおおっ!!!?///」 禁書「むー…いくらお腹がすいても、私は短髪を(物理的に)食べようとは思わないんだよ」 上条「さてと、どこからツッコんだものか……」 オリアナ「ほら、坊やも『突っ込む』気満々みたいだし」 美琴「ええええええええええええっ!!!? い、いいい、今ここでっ!!!?///」 上条「ああもう、次から次へと!!」 (ウチの学校に勝てるはずはないと思うんだけどねー……) 美琴はこっそりと息を吐く。――――(常盤台中学は)去年の大覇星祭では屈辱の二位だったが、その時の優勝校は、やはり常盤台中学と同じ五本指の一つ、「長点上機学園」だ。結局、本当の意味での首位争いは、例年この『五本指』の中で行われる。 ――――学園都市の人間なら誰もが知っていそうな事だが、どうしてこんな無謀な勝負をけしかけてきたんだろう? と美琴は今でも首をひねる。ひねってから、あの馬鹿なら意図なんて何もなさそうだ、と思考が続く。 美琴「ですよねー。いくらアンタが記憶喪失でも、『知識』は残ってたんだし、知ってたはずなんだけどねー」 上条「ぐ……記憶喪失の所為にするのを先に防がれてしまうとは……」 オリアナ「なるほど。実は坊やは真正のMだったってことね」 上条「は?」 オリアナ「つまり、最初から勝ち目のない勝負を挑んで、そこのお嬢ちゃんに『何でも命令されること』が目的だったてこと。うふん。なんだかお姉さん、このお嬢ちゃんと立場代わってあげたくなってきちゃった」 上条「んなわけねえだろ!! てか、オリアナさん! 俺に何したいわけ!?」 オリアナ「何、って……ナニ、でしょ……? 大丈夫、お姉さんがリードしてあげるから……」 上条「そ、それは是非!! って、はっ!!」 美琴&禁書「「死ねええええええええええええええええええ!! このスケコマシいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」」 彼女のために、何度でも歯を食いしばって立ち上がってくれた、あの姿を見せて。 (……、) 美琴はほんの少しだけ思考を空白にした後、 (ああ、やだやだ! 何を唐突に照れてんのよ私!!) 美琴「にゃあああああ!!! 見るな見るな見るなあああああ!!!///」 オリアナ「本当に可愛い反応するのね。ウブな子っていうのも、悪くないわ」 上条「まぁ…確かに可愛いな」 美琴「えっ!!?///」 禁書「っ!!? と、とうま!?」 上条(けど、何で美琴は照れだしたんだ? しかも俺の事を思い出して……) 「……お、お腹、減った……」 「今ここで弁当食った直後じゃないのアンタ!?」 美琴「アンタ、お腹いっぱいな時って無いの!?」 上条「いいぞミコっちゃん! もっと言ったれ!」 禁書「とうまも短髪も何を言っているのかな? 人は…ううん、この世に生きとし生けるもの全て、何かを食べる事で生かされているんだよ?」 上条「何も食うなとは言ってねーよ! 食いすぎるなっつってんだよ!」 禁書「じゃあとうまは、私が餓死してもいいのかな!?」 上条「いや、だからさぁ! 栄養摂取は適度にだなぁっ!」 禁書「うるちゃいうるちゃいうるちゃい!」 上条「今更そのネタぶっ込んできた!?」 オリアナ「先に進んでもいいのかしら?」 美琴「……いいんじゃないですか?」 『おうおう姉ちゃん。ウチのもんが手ぇ焼かせたな。ん? ……なんか変な感じがするぞ?』 上条「スフィンクス…普段こんな事思ってんのか…?」 オリアナ「何だかとっても、オジサマくさいネコちゃんね」 禁書「私はスフィンクスの考えが聞けて、嬉しいかも♪」 美琴「可愛い…」 上条「……可愛いか?」 ???「やれやれ。こんなところにシ○○セ○みたいな猫がいるとはな……」 ??「そう」 ???「びっくりですぅ」 ??「しかも、同じオスの三毛猫ですよ。これはまた珍しい偶然ですね。ひょっとして世界中のオスの三毛猫は喋ることができるようになったのでしょうか。○宮さんの力で」 上条「……………………あんたたち誰?」 「ねぇアンタ。今日アイツと会った? 何か様子とか変わってなかった?」 「ん? アイツって、とうまの事? とうまは別にいつも通りだったけど……」 いつも一緒にいんのかよ、と美琴は思わずツッコミかけたが―――― 美琴「……実際、どれくらいの頻度で一緒にいるの…?」 上条「俺とインデックスか? 頻度って言われても、そもそも一緒に住んでるからなぁ…」 美琴「…あっそ」 上条「…美琴さん? 何だか不機嫌?」 美琴「べーつーにー!?」 禁書「ふふん♪」 美琴「あー、くそ! そのドヤ顔、ムカつく!」 オリアナ「でも、一緒に暮らしていて何も『事故』が起きないの? それって女性として見られていないんじゃないかしら」 禁書「ガガントス!!!」 美琴「ふふん♪」 禁書「むぅ! その勝ち誇ったような顔が腹立つんだよ!」 上条「…何の話? まぁ、美琴の機嫌が直ったから、とりあえずはいいけど」 (だとすると、やっぱりウチの学校が勝っちゃうけど……あれ。勝っちゃったらどうしよう?) 美琴は少し考え、それからブンブンブン!! と勢いよく首を横に振った。 オリアナ「あら? お嬢ちゃんったら、もしかして(禁則事項)してもらうとか(禁則事項)させようとか考えたのかしら?」 美琴「って、何ですかそのツッコミ!?/// ここは『あら? お嬢ちゃんったらどんな命令を考えたのかしら?』ってツッコミが正しいでしょ!? 最初から核心を付いてくるツッコミっておかしくない!?」 オリアナ「あら? ということは、お嬢ちゃんはこの時、本当に(禁則事項)とか(禁則事項)とか考えたってことかしら?」 美琴「はうっ!!///」 禁書「ねーねー、とうま。短髪とオリアナは何を言ってるのかな? どういうわけか私の耳には一連の会話で(禁則事項)部分が聞こえないんだよ」 上条「聞こえなくて結構。(つーか、御坂も案外、ヤラしいことを考えてる時ってあるんだな)」 「短髪はここで何してるの?」 「あん? な、何って、別に私は……」 「とうまの応援?」 「なっ、ば、いきなり何言ってんのよ。何で私があんなヤツの応援なんかしなくちゃならない訳?」 オリアナ「だったら何しに来たのかしら?」 美琴「だっ、だだ、だからさっきも言ったでしょ!? て、敵情視察よ敵情視察! それ以上でも以下でもないんだから!」 上条「え~? ホントに応援じゃないのかよ…」 美琴「……な、何? アンタ、私に応援されたら嬉しいの?」 上条「そりゃそうだろう。可愛い女の子から黄色い声援を受けて、嫌な気持ちになる男なんていな……あれ? 御坂?」 美琴「………ぷしゅー…///」 オリアナ「普段のムチからの、いいタイミングでアメ……坊や、あなた本当に天然なの?」 上条「へ?」 禁書「むー…何だか面白くないんだよ!」 (……一体何なのよあの覚悟!? アイツ、こんなトコでなんて無駄なカリスマ性を発揮してんの! ま、まさかマジで勝ちに行く気な訳!? アンタ私に勝って罰ゲームで何を要求する気なのよーっ!?) 禁書「……と~う~ま~…?」 上条「い、いや違うぞ!? カットされてるから分かりにくいかも知れないが、小萌先生の事とか色々あって、この戦いは絶対に負けられない理由があってだな!」 オリアナ「それを差し引いても気合が入ってるじゃない? お姉さんが思うに、他の理由もあったんじゃないかしら」 上条「な、何だよ他の理由って……いや! やっぱ言わんでいい!」 オリアナ「それは勿論、その子の身体をじっくりねっとりと―――」 上条「言わんでいいっちゅーにっ!!!」 美琴「………///」 オリアナ「…坊や、ウブなのも可愛いけど、男はある程度ガツガツしてないと駄目よ? そんなんだから日本の男子は草食なんて言われちゃうんだから。何だったらお姉さんが教えてあげようか? 確かこの国には48手っていう体位が―――」 上条「いらないよ! てか、アンタが肉食すぎるんだよ!」 禁書「とうま? 48手って何―――」 上条「キン肉マンに出てくる48の殺人技の事だよ! ああ、そうさ! きっとそうさ!」 禁書「キン肉マン………とうま。何だか牛丼が食べたくなってきたかも」 オリアナ「もう…仕方ないわね。じゃあ坊やに寝技(意味深)を教えるのは、お嬢ちゃんに任せるわ」(美琴の肩にポンと手を乗せる) 美琴「黙ってたのに急に話を振られた!!? て、ててててか、わ、わわ、私とこの馬鹿はそんな関係じゃないからっ!!!///」 上条「さて、と。今回はここまでか」 美琴「冒頭にも言ったけど、今回は長くする気満々よね」 オリアナ「それだけ坊やとお嬢ちゃんのオイシイシーンがたくさん、ってことでしょ」 美琴「そ、そんなんじゃないから!!///」 禁書「がるるるるるるるるるる!! まったく! とうまはまったく!!」 上条「おおおおおお落ち着け! 落ち着くんだ! 落ち着いてくださいインデックスさん!! あと地団駄踏むな! 髪の毛むしるな!!」 禁書「うるちゃいうるちゃいうるちゃい! いつもと違って噛みつけないから仕方ないんだよ!! とうまの馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿! 抜いちゃえ! 抜いちゃえ! 禿げちゃえ!! 禿げちゃえ!!」 オリアナ「さて、と。じゃあ私たちは帰るわよ禁書目録」ヒョイ 禁書「って、えええええええ!? 私も退席なの!? 何で!? 今回の話って私も結構出番あるんだよ!?」 オリアナ「心配いらないわ。禁書目録は後からまた呼ばれるってスケジュールに書いてあるから。私は――――さて、どうかしら?」 上条(……意味深だな) 美琴(……また来るのかしら?) 禁書「ううう……じゃあ、とうま! 短髪と変なことしてたら許さないかも!!」 上条「しねーよ! つか、何でトーク番組で変なことになる要素があるんだよ!」 禁書「そんなの分かんないんだよ! とうまはとうまでとうまだもん!!」 オリアナ「それじゃ、坊や、お嬢ちゃん。じゃあねぇ~~~」 美琴「あーうん」 オリアナ「ふふ。結構面白かった」 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 上条「次のゲストが来るまでもうちょっとかかるってか?」 美琴「少しだけ遅れてるみたいね。まあ、もうスタジオには入っているみたいだし、もうすぐ来るでしょ。んじゃ、ちょっとだけ二人だけで次回予告でもどう?」 上条「まあ、いいか。で、次回はどこまでの予定?」 美琴「ん~~~そうね。魔術師絡みの事件はばっさりカットで、私たちの絡みのシーンだから……借り物競走と玉入れ? かしら」 上条「……何か身も蓋もない言い方だな。土御門やステイルが可哀想だ」 ??「どうやら、ここのようね」 ??「あら? 貴女もこちらのスタジオに用事がおありで?」 ??「ん? あなたもなの?」 ??「ええ。わたくしもこの時間に呼ばれましたものでして」 上条「…………」 美琴「あ、どうやら着いたみたいね。一人は黒子か。あれ? でも、もう一人は聞き覚えがあるようなないような――――」 上条「………………………この声って……まさか…………!」 白井「ごめん遊ばせ。少々遅れましたわ」 ??「お邪魔しまーす」 上条「ふ、吹寄整理さん!? 今度のゲストって白井とお前なの!?」 吹寄「む! 何その言い方! まるであたしが来るのはそんなに困ることなのかしら上条当麻!!」 美琴「……『また』知らない女……ほっほ~う……」 白井「相変わらず節操のないお猿さんですこと。本能の赴くままに生きていらっしゃる証拠でしょうか」 上条「ま、まて! 吹寄は俺のクラスメイトで何かと俺を目の仇にしている奴なんだよ! だから落ち着いてください御坂さん!! 白井も誤解を招くようなこと言うんじゃない!!」 吹寄「……相変わらずのようね、上条当麻……はぁ……」 美琴(あれ? でもこの人、あんまりアイツに興味無さそう……目の仇ってそのままの意味なのかな?) 白井(あら? でもなんだかこの人、妙に親近感を感じますわ。どういうことですの?) 上条(ああ……なんだか次回はこぼれ話史上最悪の不幸が待ってそうな気がする……ヒシヒシする……) 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/こぼれ話
https://w.atwiki.jp/metachkanri/pages/5.html
したらば掲示板 ジャンル一覧 自動車/バイク/乗り物 旅行/地域 コンピュータ/インターネット ビジネス/経済 ゲーム/囲碁/将棋 学問/人文/科学 映画/テレビ/本/サブカル ニュース/マスメディア/政治 音楽/芸能/芸術/ファッション 同人/コミケ/二次創作 ショッピング/流通 アニメ/アニメグッズ スポーツ/趣味/健康 マンガ 学校/受験/学生コミュニティ
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3122.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/ログ 27スレ目ログ ____ ________________ 27-013 久志(18-529) 小ネタ 27スレ目突入記念、上琴オープニングトーク 27-016 はりねずみ(23-141) 小ネタ とある父親の回想 27-022 シラボネX(26-639) 小ネタ 箱の中身は何だろな~?パート2 27-039 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 13 上条美琴の禁書目録Bサイドこぼれ話 前編 27-052 くまのこ(17-598) たまにはちょっぴり攻め琴ちゃん 27-059 シラボネX(26-639) 小ネタ 箱の中身は何だろな~?パート3 27-066 ・・・(22-517) 小ネタ ぷらん 27-072 はりねずみ(23-141) 小ネタ 春の陽気に当てられて 27-097 ・・・(22-517) 勝者上条 1 VSインデックス 27-111 くまのこ(17-598) ケロヨンとピョン子の、ほんのりデート 27-127 シラボネX(26-639) 小ネタ 上条美琴バカップルが「き○ちゃんの仮装大賞」に出場しました 27-139 ・・・(22-517) 勝者上条 2 VS 姫神 27-144 くまのこ(17-598) 小ネタ そんな15歳の誕生日 27-151 はりねずみ(23-141) 小ネタ 人生一幸せな誕生日 27-155 ・・・(22-517) 小ネタ 27-160 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 14 上条美琴の禁書目録Bサイドこぼれ話 後編 27-174 ツキサカ(15-321) 消えゆくあいつの背中を追って 5 27-191 くまのこ(17-598) 終章その後 のっぴきならない悲鳴の後で 27-196 ・・・(22-517) 小ネタ 戦場 27-205 くまのこ(17-598) 青いカーネーションの花言葉 27-228 くまのこ(17-598) 同型のマッサージ器がここに二つある理由 27-242 はりねずみ(23-141) 小ネタ げんてんかいき 27-247 はりねずみ(23-141) 小ネタ 新妻美琴は待ち侘びて 27-251 くまのこ(17-598) 美琴ちゃんが熱を出して、上条さんがそれを看病するだけの話 27-260 ・・・(22-517) 育児日記 8 公園デビュー2 27-267 シラボネX(26-639) 小ネタ 上琴バカップル合体攻撃 パート2 27-271 はりねずみ(23-141) 小ネタ フォークダンスを踊り踊られ 27-278 シラボネX(26-639) 上琴で神話パロディ 27-289 くまのこ(17-598) グループ史上最悪の任務 27-302 シラボネX(26-639) 小ネタ 上琴バカップル合体攻撃 パート3 27-304 27-304氏 小ネタ 27-310 我道 ◆XksB4AwhxU(24-896) 上条当麻の憂鬱 27-331 くまのこ(17-598) 命短し恋せよ美琴 27-340 ・・・(22-517) 育児日記 9 公園デビュー3 27-346 27-346氏 小ネタ 27-350 ・・・(22-517) 小ネタ 祝杯 27-356 くまのこ(17-598) 上条当麻帰還祝。鍋パーティー 27-363 27-363氏 小ネタ 27-370 久志(18-529) 小ネタ 祝福と紙吹雪と水無月結婚(ジューンブライド) 27-377 ムダムシ(27-375) 小ネタ 上条「スキだ、御坂!」 27-383 ・・・(22-517) 育児日記 10 プール1 27-390 27-389氏 勝利の報酬 27-396 くまのこ(17-598) とある二通の犯行予告 27-410 ・・・(22-517) 育児日記 11 プール2 27-417 黒猫(27-416) とある少年の泥酔騒動 1 27-424 くまのこ(17-598) とある10年後の日常 27-434 黒猫(27-416) とある少年の泥酔騒動 2 27-450 ・・・(22-517) 育児日記 12 プール3 27-457 27-457氏 小ネタ 27-462 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 15 大覇星祭こぼれ話 Ⅰ 27-473 くまのこ(17-598) 上琴の朝チュン妄想を垂れ流してみた 27-476 27-476氏 小ネタ 27-480 黒猫(27-416) とある少年の泥酔騒動 3 27-487 ・・・(22-517) 育児日記 13 すてーる1 27-492 久志(18-529) 小ネタ 上琴夏祭り2014 27-495 くまのこ(17-598) 夢でオチたら 27-502 27-502氏 小ネタ 27-508 ・・・(22-517) 育児日記 14 すてーる2 27-517 くまのこ(17-598) とある高校の体験入学【ワンデークラスメイト】 27-525 はりねずみ(23-141) 小ネタ どこにでもある上琴事情 27-531 ・・・(22-517) 小ネタ ミジカミコト 27-534 くまのこ(17-598) 海と水着とローションプレイ(健全) 27-543 くまのこ(17-598) 第69.5話 時間切れなら延長で 27-554 くまのこ(17-598) 常盤台中学で唯一の少年 27-564 ・・・(22-517) 育児日記 15 ごっつんこ1 27-569 くるま(27-568) 小ネタ 27-572 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 16 大覇星祭こぼれ話 Ⅱ 27-584 ・・・(22-517) 育児日記 16 ごっつんこ2 27-589 はりねずみ(23-141) 小ネタ 2年後の真夏の上琴 27-593 くまのこ(17-598) SAO(「そ」してまた「あ」の馬鹿に「落」とされる美琴) 27-603 ・・・(22-517) 育児日記 17 ごっつんこ3 27-615 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 17 大覇星祭こぼれ話 Ⅲ 27-630 ・・・(22-517) 育児日記 18 かおり1 27-635 くまのこ(17-598) 俺とお前のキノコの話 27-643 はりねずみ(23-141) 小ネタ 8月31日(かみことのひ) 27-648 くまのこ(17-598) お部屋デート日和~ ほのぼの時々イチャイチャ所によりエロ~ 27-655 くまのこ(17-598) 麻琴ちゃんの憂鬱な日々 27-664 久志(18-529) 上琴歴史狂想曲 2 ~序曲~ 27-673 ・・・(22-517) 育児日記 19 かおり2 27-679 久志(18-529) 上琴ドッキリマル秘報告 佐天&初春Ver 27-687 くまのこ(17-598) ドリンク・トリップ・ハニートラップ 27-701 くまのこ(17-598) 外堀強制埋め立て計画 27-712 ・・・(22-517) 育児日記 20 かおり3 27-719 ・・・(22-517) 育児日記 21 かおり4 27-726 はりねずみ(23-141) 小ネタ 借金のカタに美琴がやって来た 27-731 くまのこ(17-598) ベッドの下の鈍感男 27-740 ・・・(22-517) 育児日記 22 イヤだ1 27-744 はりねずみ(23-141) 美琴 1 27-750 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 18 大覇星祭こぼれ話 Ⅳ 27-761 くまのこ(17-598) 小ネタ ツンデレは心の中でもツンデレなのか 27-762 くまのこ(17-598) 小ネタ 『M』さんからの恋愛相談 27-763 くまのこ(17-598) 小ネタ バースデー未満のとある午後 27-767 ・・・(22-517) 育児日記 23 イヤだ2 27-776 くまのこ(17-598) 幻想殺しの新たな能力 27-781 ・・・(22-517) 育児日記 24 イヤだ3 27-786 ・・・(22-517) 育児日記 25 イヤだ4 27-787 ・・・(22-517) 育児日記 26 イヤだ5 27-790 はりねずみ(23-141) 美琴 2 27-794 くまのこ(17-598) とある中学の同窓会場 27-806 くまのこ(17-598) 終章その後 甘くて優しい話の前に辛くて厳しい現実が 27-814 ・・・(22-517) 育児日記 27 夏祭り1 27-818 はりねずみ(23-141) 美琴 3 27-822 明(27-821) 小ネタ 五年越しプロポーズ 27-827 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 19 大覇星祭こぼれ話 Ⅴ 27-839 くまのこ(17-598) キス魔条ドラキュラ 27-848 ・・・(22-517) 育児日記 28 夏祭り2 27-854 くまのこ(17-598) ひとカミコトうぜ! 27-860 はりねずみ(23-141) 美琴 4 27-864 くまのこ(17-598) とある新米の恋人同士【ウブカップル】 27-870 ・・・(22-517) 小ネタ おめでとう 27-875 はりねずみ(23-141) 美琴 5 27-880 ・・・(22-517) 育児日記 29 夏祭り3 27-887 ましろぷーど(26-767) 美琴ちゃんってどうしてこんなにもネコが似合うの 27-897 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 20 大覇星祭こぼれ話 Ⅵ 27-908 くまのこ(17-598) とある新米の恋人同士【ウブカップル】10/31 27-915 久志(18-529)氏 小ネタ みんなで美琴たんの衣装を考え隊 27-919 ・・・(22-517) 育児日記 30 夏祭り4 27-926 くまのこ(17-598) 学園対校障害物リレー 27-933 くまのこ(17-598) 美琴のアレがアレだった理由 27-944 はりねずみ(23-141) 美琴 6 27-957 我道&くまのこ(25-499) こぼれ話 21 大覇星祭こぼれ話 Ⅶ 27-974 くまのこ(17-598) とある本気の九番勝負 27-983 ななくご(27-982) 小ネタ 27-994 ・・・(22-517) 育児日記 31 夏祭り5 ▲ 編集 Back